すみつぐとは・・

"すみつぐ"とは「住み継ぐ=住宅を大切に長く使い、住み継いでいく」という意味です。
日本の住宅の社会的な寿命は30年程度といわれています。イギリスの75年、アメリカの55年に比べて、あまりに短い年数で壊されているのです。このままでよいのでしょうか。

やっとの思いで住宅を手に入れても、定年退職期を迎えてローンを払い終わったときには建替えるか住替えるか…いずれにしても資産としての住宅を後世に残すことはできません。戦後、古くても良質な住まいについて、その資産価値を認める仕組みをつくってこなかったのです。しかし本来、しっかりとした良質な住宅を建て、きちんと手入れをすることで、住まいは何代にもわたって暮らすことができます。一生どころか、幾世代にわたって住み継げるものなのです。

ヨーロッパなどの古い街並みを目の当たりにして、その美しさに心を揺さぶられた経験のある人も多いと思います。もちろん国内にもその美しさに負けない街並みが残っています。そうした街並みに共通するのは、長い時間に培われた歴史と伝統、その場だけが持つ文化ではないでしょうか。一世紀どころか50年と経たずに住宅を壊しているようでは、美しい景観が育つはずもありません。

今、環境問題が日を追って深刻さを増しています。日々の生活のなかで省エネや節約、ゴミの分別などを心かげている人も多いと思います。住宅を建てるには膨大な資源とエネルギーが必要です。限りある資源を使って建てられる住宅は、個人の財産であるとともに、社会の資産と言ってもいいでしょう。そんな住宅が"使い捨て"でよいのでしょうか。

このウェブ・サイトでは、住まいをしっかりとつくって、長く、大切に使うにはどうしたらよいのか、住み継ぐことで生活はどう変わり、どれだけ豊かになるのか――そんな情報を発信していきます。




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